入試が終わり、3月中の(学生の)春休みの中、教員の皆さんは新年度に向けた研究に忙しく、意外と大学でお会いするのは困難です。そんなわけで、更新がだいぶ遅れてしまいましたが、「わらしべ広報プランナー研究室訪問記」の第4回はこの人です。
中村 博一 准教授
(なかむら ひろかず)
【所属】人間科学部 人間科学科
【専門領域】文化人類学、日本研究
、西アフリカ研究
◎専門領域は、文化人類学。
このわらしべを始めたとき、真っ先に対象として思い浮かんだのは、今回の中村先生だった。文教大学を見渡しても、これほど面白そうなことを研究している人はいない。アフリカを研究されていて、毎年、研究フィールドである西アフリカに出掛けているし、しかも、マスコミ等でもよく登場してくる「文化人類学」を専門領域としている。
でも「文化人類学」って・・・。と自分の無学から少々不安になり、まずは聞いてみた。
「ご専門は、『文化人類学』ということですが・・・。」
「そうですね。人間を集団的な存在としてとらえたときに、『私たち』、『あなたたち』という分け方は、普段から身に付いていますよね。『文教大学の学生である』あるいは『文教大学でない学生である』というようにです。自分と自分以外の人たちとの関係を考える上で『文化』をキーワードにして、異なる文化、あるいは、いろいろな文化を持つ人たちをトータルに見ていくということを専門にしている領域です。自分もそれに関わってきています。」
優しい語り口だが、まだ漠然としている。そこで、
「自分と自分以外の関係について『文化』をキーワードにした研究ですか?」
とさらに聞いてみると、
「ええ、文化というのは今どんな場所でも使われています。特に専門家を問わず、一般でも文化という言葉がよく使われていますので、そのあたりも研究テーマになります。それから文教大学の周辺でもいろいろな言葉が聞かれます。ポルトガル語、中国語、タイ語、あるいはイボ語(ナイジェリア南東部のイボ人の言語)などという言語を耳にする経験もあります。皆さんは普段は気がつかないだけで、いろいろなところでそういう経験をしているわけですが、様々な人々が同じ場所で生きている現象もテーマとなりますね。」
それだけ判別できる先生もさすがである。
「つまり、現在、私たちが生活している空間というのも、いろいろなところから由来している。さまざまな文化をバックグラウンドにしている人たちが一緒に集まって生活し文化を使う空間になっているわけです。これは極めて今どきの文化のあり方と言っていいと思いますが、そういったものも関心に持ちながら、研究している領域と言えます。
異文化の理解と紹介されることもよくありますが、多様な文化という現象をトータルに見ていく領域と考えていただければと思います。」
なるほど、文化人類学の入口がわかったような気がする。
では、マスコミ等で話題の「文化人類学」って何なんだ?と思い、
「よく、テレビ番組等で出てくる『文化人類学』という言葉と意味合いが違うのでしょうか。」
と聞いてみると、
「ひとつは、『異文化研究』、『異文化の理解』というような言い方で広く知られている文化人類学というものがあると思います。もうひとつは、異文化の異を外してしまって、文化的な存在、先ほども言いましたが、人間は個人で生きているというよりも、いろいろな価値観などを共有しながら生きている存在ですよね。そういうものを文化として翻訳しているわけですが、その文化という観点から現代の人間たちの生き様をとらえた時に、文化人類学という言い方をよく使いますね。
例えば、『パチンコの文化人類学』とか、『盛り場の文化人類学』などというような使われ方をしています。それは現代の人間の活動を文化という切り口でとらえてみようということだと思います。それが二番目の使われ方だと思います。」
なるほど、なるほど。よく目にするのは一般的に使われてしまっている文化人類学ということのようだ。
◎最近の研究テーマは、
「日本在住のアフリカ人」
最近の研究テーマを聞いてみた。いよいよ本題である。そうとう興味深い話が聞けそうである。
「それでは、最近の研究されている
テーマをご紹介ください。」
「先ほど、いろいろな人たちが同じ空間・場所に住んでいると言いましたが、その関連で言えば、日本に住んでいるアフリカ人の人口はこの十数年の間にかなり増えていて、特に文教大学越谷キャンパスのある埼玉県では、アフリカから働きに来ている人たちが増えています。伊勢崎線沿線にもコミュニティがあります。その人たちを文化人類学の観点で研究しています。」
まずは日本に居ての研究。そして西アフリカでは・・・。
「そのほかでは、もともと西アフリカとの関わりを持ちながら研究活動をしてきたということもあって、研究をしているフィールドが何ヶ所かあります。そのうちの一ヶ所が西アフリカのナイジェリアの北部になります。そこで二つテーマを設定しています。ひとつは日本のJICA(独立行政法人国際協力機構)という組織がありますが、20年前にそこから派遣された専門員が熱帯農業研究所と共同で大豆加工品を現地に普及させるというプロジェクトを行ったことがあります。その帰結として今、皆さんがナイジェリア北部やニジェール南部、あるいは周辺国を旅行すれば、厚揚げ豆腐を目にすることができます。大豆の加工品がたくさん紹介されたわけですが、その中で厚揚げ豆腐が現地の人たちに選択され地元に根付いたということなのですね。ところがこの20年間の普及プロセスというのははっきり分かっていません。豆腐の名前についてもバリエーションがあるのですが先行研究はないのです。例えば、チーズを意味するヨルバ語に由来する『アワラ』という名前はよく知られていますが、『クワイダクワイ』という名前もあるのです。こちらはハウサ語の卵を意味する言葉に由来すると思われます。また絞り方や味付け方法もバリエーションがありますので、それについても研究しています。」
厚揚げ豆腐が普及しているとは、日本人としてはビックリ!
「ナイジェリア北部ではもうひとつ研究テーマがあります。今、ナイジェリア人自身のビデオ産業が大きな注目を浴びています。『ハリウッド』と言えば、世界的な映画制作の中心地ですが、映画大国インドの制作中心地のムンバイ(旧ボンベイ)を文字って『ボリウッド』と言うように、ナイジェリア映画(ホームビデオ)のことを『ノリウッド』というほど、盛んになっています。ナイジェリアの中でも北部で作られているホームビデオはカノという都市を中心に作られているので、『カニウッド』いわれるようになっています。その北部で作られるホームビデオのひとつが私の研究テーマです。そこではナイジェリア北部の監督、俳優たちが忍者もの映画を制作しています。あるいはサバンナの中でカンフーの修行をするような映画を制作しています。」
厚揚げ豆腐だけでなく、忍者もの映画まで、日本から遠い地で根を生やして、違う花を咲かせている。感心するばかりである。
「先ほど、文化人類学が研究している最近の文化のあり方というのが、同じ空間の中にいろいろなバックグラウンドを持っている人たちがいるというようなことをテーマにしていると言いましたが、モノも同様です。豆腐についても、元々日本の食べ物であった、あるいは東アジアの食べ物であったものがアフリカの中で、アフリカ人の食べ物として現地の人たちに認識されているという文化的な混ざり合いが起っています。
それからホームビデオという研究テーマについても、ナイジェリアの少年が映画館で香港映画等を見ながら大人になって、その帰結として忍者が出てきたり、カンフーで闘うようなものを作っているというアジア的な忍者やカンフーとナイジェリアという場所が混ざり合っているという、その点で共通の研究の観点があると思っています。そのようにして今時の文化について研究しています。」
◎お宝はなんですか?
それでは、お宝拝見ということで、先生の
お宝を教えてください。
「では広げます。」
スヌーピー柄のショッピングエコバッグ
これをお宝にしているのはどういったわけですか。
「実は、仕事柄ですね、荷物をたくさん持つことが多くて、必ず自分が持っているバッグのほかにこういった別の袋が必要になります。そういうときに今までは紙袋などを使ってきたこともあるのですが、ちょうどエコバッグが普及し始めた頃に、こういうものをいただく機会がありまして、これは某紳士服店のキャンペーンでいただきました。
これを使うようになって買い物袋(レジ袋)もいらなくなりましたし、たくさんの本も簡単に持って帰れるようになりまして、非常に重宝しています。それと、スーパーのレジで店員さんに『かわいい袋ですね。』と声を掛けてもらえるようになりました。いろいろなメリット(?)がついてきた福袋です。」
このほかにも何種類か持っているのですか。
「2週間前まで緑色のショッピングバッグを持っていたのですが、ナイジェリアを研究している大学院生に、ナイジェリア製のいろいろなものを交換するときに渡してしまいました。なので、今のところはオンリーワンです。ちなみにナイジェリアにも一緒に旅をした宝物です。」
確か、広報マーケティング室で文教大学オリジナルエコバッグ(越谷校舎総務課製作)
が1コくらいあったと思うので、後で送ることにしよっと!
◎恒例! わらしべの交換です。
では、最後に「わらしべ」の交換をお願いします。
まず、これは前回登場していただいた情報学部の石田先生からの「わらしべ」で、荏柄天神社の合格祈願鉛筆です。
「へぇー。白できれいですね。やはり梅鉢紋ですね。かなり御利益がありそうですね。」
では、代わりにいただけるものは何でしょうか。
「これは名前が『ファイファイ』というのですけど、ナイジェリア北部のソッコトという都市で作られているマットですね。おしりの下に敷く物です。この渦巻き模様が作る時にそれを巻いていくので、特徴になるわけですけど、これは私の友人で非常に商売に長けている方がくれました。私の旅の安全を祈ってくれている人ですけれども、このマットを持ち帰るのにかなり苦労した経験があります。
何枚かあるうちの一つなのですが、なんか持っていると安心するというもので、研究室に置いています。御利益のある鉛筆をいただいた代わりと言っては何ですが、自分で持っていて安心であるものの一つをお渡しします。疲れた時はこの渦巻きをご覧ください。」
中村先生、ありがとうございました。
次回、この「ファイファイ」がどんなものに化けるか、乞うご期待です。
中村 博一 准教授
(なかむら ひろかず)
【所属】人間科学部 人間科学科
【専門領域】文化人類学、日本研究
、西アフリカ研究
◎専門領域は、文化人類学。
このわらしべを始めたとき、真っ先に対象として思い浮かんだのは、今回の中村先生だった。文教大学を見渡しても、これほど面白そうなことを研究している人はいない。アフリカを研究されていて、毎年、研究フィールドである西アフリカに出掛けているし、しかも、マスコミ等でもよく登場してくる「文化人類学」を専門領域としている。
でも「文化人類学」って・・・。と自分の無学から少々不安になり、まずは聞いてみた。
「ご専門は、『文化人類学』ということですが・・・。」
「そうですね。人間を集団的な存在としてとらえたときに、『私たち』、『あなたたち』という分け方は、普段から身に付いていますよね。『文教大学の学生である』あるいは『文教大学でない学生である』というようにです。自分と自分以外の人たちとの関係を考える上で『文化』をキーワードにして、異なる文化、あるいは、いろいろな文化を持つ人たちをトータルに見ていくということを専門にしている領域です。自分もそれに関わってきています。」
優しい語り口だが、まだ漠然としている。そこで、
「自分と自分以外の関係について『文化』をキーワードにした研究ですか?」
とさらに聞いてみると、
「ええ、文化というのは今どんな場所でも使われています。特に専門家を問わず、一般でも文化という言葉がよく使われていますので、そのあたりも研究テーマになります。それから文教大学の周辺でもいろいろな言葉が聞かれます。ポルトガル語、中国語、タイ語、あるいはイボ語(ナイジェリア南東部のイボ人の言語)などという言語を耳にする経験もあります。皆さんは普段は気がつかないだけで、いろいろなところでそういう経験をしているわけですが、様々な人々が同じ場所で生きている現象もテーマとなりますね。」
それだけ判別できる先生もさすがである。
「つまり、現在、私たちが生活している空間というのも、いろいろなところから由来している。さまざまな文化をバックグラウンドにしている人たちが一緒に集まって生活し文化を使う空間になっているわけです。これは極めて今どきの文化のあり方と言っていいと思いますが、そういったものも関心に持ちながら、研究している領域と言えます。
異文化の理解と紹介されることもよくありますが、多様な文化という現象をトータルに見ていく領域と考えていただければと思います。」
なるほど、文化人類学の入口がわかったような気がする。
では、マスコミ等で話題の「文化人類学」って何なんだ?と思い、
「よく、テレビ番組等で出てくる『文化人類学』という言葉と意味合いが違うのでしょうか。」
と聞いてみると、
「ひとつは、『異文化研究』、『異文化の理解』というような言い方で広く知られている文化人類学というものがあると思います。もうひとつは、異文化の異を外してしまって、文化的な存在、先ほども言いましたが、人間は個人で生きているというよりも、いろいろな価値観などを共有しながら生きている存在ですよね。そういうものを文化として翻訳しているわけですが、その文化という観点から現代の人間たちの生き様をとらえた時に、文化人類学という言い方をよく使いますね。
例えば、『パチンコの文化人類学』とか、『盛り場の文化人類学』などというような使われ方をしています。それは現代の人間の活動を文化という切り口でとらえてみようということだと思います。それが二番目の使われ方だと思います。」
なるほど、なるほど。よく目にするのは一般的に使われてしまっている文化人類学ということのようだ。
◎最近の研究テーマは、
「日本在住のアフリカ人」
最近の研究テーマを聞いてみた。いよいよ本題である。そうとう興味深い話が聞けそうである。
「それでは、最近の研究されている
テーマをご紹介ください。」
「先ほど、いろいろな人たちが同じ空間・場所に住んでいると言いましたが、その関連で言えば、日本に住んでいるアフリカ人の人口はこの十数年の間にかなり増えていて、特に文教大学越谷キャンパスのある埼玉県では、アフリカから働きに来ている人たちが増えています。伊勢崎線沿線にもコミュニティがあります。その人たちを文化人類学の観点で研究しています。」
まずは日本に居ての研究。そして西アフリカでは・・・。
「そのほかでは、もともと西アフリカとの関わりを持ちながら研究活動をしてきたということもあって、研究をしているフィールドが何ヶ所かあります。そのうちの一ヶ所が西アフリカのナイジェリアの北部になります。そこで二つテーマを設定しています。ひとつは日本のJICA(独立行政法人国際協力機構)という組織がありますが、20年前にそこから派遣された専門員が熱帯農業研究所と共同で大豆加工品を現地に普及させるというプロジェクトを行ったことがあります。その帰結として今、皆さんがナイジェリア北部やニジェール南部、あるいは周辺国を旅行すれば、厚揚げ豆腐を目にすることができます。大豆の加工品がたくさん紹介されたわけですが、その中で厚揚げ豆腐が現地の人たちに選択され地元に根付いたということなのですね。ところがこの20年間の普及プロセスというのははっきり分かっていません。豆腐の名前についてもバリエーションがあるのですが先行研究はないのです。例えば、チーズを意味するヨルバ語に由来する『アワラ』という名前はよく知られていますが、『クワイダクワイ』という名前もあるのです。こちらはハウサ語の卵を意味する言葉に由来すると思われます。また絞り方や味付け方法もバリエーションがありますので、それについても研究しています。」
厚揚げ豆腐が普及しているとは、日本人としてはビックリ!
「ナイジェリア北部ではもうひとつ研究テーマがあります。今、ナイジェリア人自身のビデオ産業が大きな注目を浴びています。『ハリウッド』と言えば、世界的な映画制作の中心地ですが、映画大国インドの制作中心地のムンバイ(旧ボンベイ)を文字って『ボリウッド』と言うように、ナイジェリア映画(ホームビデオ)のことを『ノリウッド』というほど、盛んになっています。ナイジェリアの中でも北部で作られているホームビデオはカノという都市を中心に作られているので、『カニウッド』いわれるようになっています。その北部で作られるホームビデオのひとつが私の研究テーマです。そこではナイジェリア北部の監督、俳優たちが忍者もの映画を制作しています。あるいはサバンナの中でカンフーの修行をするような映画を制作しています。」
厚揚げ豆腐だけでなく、忍者もの映画まで、日本から遠い地で根を生やして、違う花を咲かせている。感心するばかりである。
「先ほど、文化人類学が研究している最近の文化のあり方というのが、同じ空間の中にいろいろなバックグラウンドを持っている人たちがいるというようなことをテーマにしていると言いましたが、モノも同様です。豆腐についても、元々日本の食べ物であった、あるいは東アジアの食べ物であったものがアフリカの中で、アフリカ人の食べ物として現地の人たちに認識されているという文化的な混ざり合いが起っています。
それからホームビデオという研究テーマについても、ナイジェリアの少年が映画館で香港映画等を見ながら大人になって、その帰結として忍者が出てきたり、カンフーで闘うようなものを作っているというアジア的な忍者やカンフーとナイジェリアという場所が混ざり合っているという、その点で共通の研究の観点があると思っています。そのようにして今時の文化について研究しています。」
◎お宝はなんですか?
それでは、お宝拝見ということで、先生の
お宝を教えてください。
「では広げます。」
スヌーピー柄のショッピングエコバッグ
これをお宝にしているのはどういったわけですか。
「実は、仕事柄ですね、荷物をたくさん持つことが多くて、必ず自分が持っているバッグのほかにこういった別の袋が必要になります。そういうときに今までは紙袋などを使ってきたこともあるのですが、ちょうどエコバッグが普及し始めた頃に、こういうものをいただく機会がありまして、これは某紳士服店のキャンペーンでいただきました。
これを使うようになって買い物袋(レジ袋)もいらなくなりましたし、たくさんの本も簡単に持って帰れるようになりまして、非常に重宝しています。それと、スーパーのレジで店員さんに『かわいい袋ですね。』と声を掛けてもらえるようになりました。いろいろなメリット(?)がついてきた福袋です。」
このほかにも何種類か持っているのですか。
「2週間前まで緑色のショッピングバッグを持っていたのですが、ナイジェリアを研究している大学院生に、ナイジェリア製のいろいろなものを交換するときに渡してしまいました。なので、今のところはオンリーワンです。ちなみにナイジェリアにも一緒に旅をした宝物です。」
確か、広報マーケティング室で文教大学オリジナルエコバッグ(越谷校舎総務課製作)
が1コくらいあったと思うので、後で送ることにしよっと!
◎恒例! わらしべの交換です。
では、最後に「わらしべ」の交換をお願いします。
まず、これは前回登場していただいた情報学部の石田先生からの「わらしべ」で、荏柄天神社の合格祈願鉛筆です。
「へぇー。白できれいですね。やはり梅鉢紋ですね。かなり御利益がありそうですね。」
では、代わりにいただけるものは何でしょうか。
「これは名前が『ファイファイ』というのですけど、ナイジェリア北部のソッコトという都市で作られているマットですね。おしりの下に敷く物です。この渦巻き模様が作る時にそれを巻いていくので、特徴になるわけですけど、これは私の友人で非常に商売に長けている方がくれました。私の旅の安全を祈ってくれている人ですけれども、このマットを持ち帰るのにかなり苦労した経験があります。
何枚かあるうちの一つなのですが、なんか持っていると安心するというもので、研究室に置いています。御利益のある鉛筆をいただいた代わりと言っては何ですが、自分で持っていて安心であるものの一つをお渡しします。疲れた時はこの渦巻きをご覧ください。」
中村先生、ありがとうございました。
次回、この「ファイファイ」がどんなものに化けるか、乞うご期待です。
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by bunkyo_warashibe
| 2010-04-21 17:57
| 人間科学部